最近本屋の話題が多いから、東京近郊の小さくて面白い本屋まとめておく。

最近本屋の話題がじわじわ流行ってるみたいなので本屋好きな私が東京に絞って少しご紹介。

地方にも面白い本屋はたくさんあるんだけど、凄い量になっちゃうのでとりあえず東京だけです。

颯爽堂書店>(JR西荻窪駅より徒歩3分くらい)
文脈棚系の店ですが、綺麗な雰囲気と新旧入り混じった唸らせる選書で非常に面白い店です。
何か高尚な雰囲気もある店なのですが、時間帯によっては外にワゴンとレジを出して売ってみたりと色々と小さな工夫も多いです。和やかに地元の人と話す店長さんの人柄とも相まって、高尚な雰囲気からくるとっつきにくさがしっかりと排除されており、素晴らしいバランス感覚で成り立っている店と思います。一番好きな本屋かも。財布が危険なので給料日前はあまり近寄りたくない感じもwなお、バイトさんがイケメンという事でも話題。

往来堂書店>(千代田線千駄木駅より徒歩5分くらい)
元祖文脈棚のお店。かなり小規模な店ですが、購買意欲をそそられる棚になっています。店長が有名人なので、ネット上にもインタビューなどを通して、この方の店舗運営の哲学に触れられる機会が多いので、そういうのを読んでから行くと、店舗運営思想が具体的にどのように実際の店としてもしくは店の作業として結実しているのかを確認することができて楽しいと思います。

<ナワ・プラサード>(JR西荻窪駅より徒歩3分くらい)
小さい店ですが、精神世界系の本に偏った選書で普段出会わないような本がたくさん入っています。アジア系雑貨と合わせて販売しており、「文化そのものを扱う店」というスタイルが良く出ている店です。ぱっと見入りにくい印象がありますが勇気を出して扉を開けて下さいw

<クレヨンハウス>(地下鉄表参道駅より徒歩5分くらい)
こちらはナワ・プラサードと同じく、偏った選書でつくられた専門書店。「子ども」「女性」「オーガニック」などのキーワードで括られるような視点から選書されています。雑貨などとともに、お客さんの生活全体への提案・アピールがされている店です。1Fが絵本など子ども向けの本、3Fが大人向けの本。ちょっと路地に入った所にあるのでわかりにくいかも。

<オリオンパピルス>(JR立川駅より徒歩3分くらい)
立川駅の駅ビルのグランデュオ内にある書店。京都の恵文社のような、色々な什器でオシャレな内装に仕上がっています。で、見た目でごまかしている訳ではなくて、濃ゆい選書で棚を普通に見てても楽しい、出会いのある棚になっていると思います。新刊は少なく、その代わり古くても定評のある本を中心に置いている印象なので、知らないジャンルの本の開拓に良いかもしれません。


とりあえずこのくらい。大きい所は大きい所で魅力的な店も多いのですが(ブックファースト新宿店の迷路感とかはたまんないです。)、みなさんの知らなさそうな小さくて濃い書店をと思い、選びました。