努力の方法−『勝間式「利益の方程式」』
素晴らしい書評は以下↓
4つのすごい - 書評 - 勝間式「利益の方程式」:
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51027877.html
勝間式「利益の方程式」 ─商売は粉もの屋に学べ!─:
http://blog.mediabridge.info/?eid=737872
前にこんな記事が話題になっていた。↓
マーケティング的なるものは人々をインスパイアしない―民主党の支持率低迷から考えたこと:
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/51682844.html
でもマーケティングって人々をインスパイアするためのものなんだろうか。本書を読んでみると、マーケティングは成功するためのテクニックというよりは、失敗しない(繰り返さない)ためのテクニックに思える。
以前紹介した↓
絶対に読んで欲しい−『うらおもて人生録』:
http://d.hatena.ne.jp/kojitya/20100325/1269470830
の、「実力は負けないためのもの」に書いてあったことを思い出した。
絶対に成功する方法があるわけじゃない。その可能性を少しでも広げるために努力はある。
「マーケティング的〜」の記事でスティーブ・ジョブズが自分の感性に基づいて作ったもので成功した事を例に出しているが、
「自分のこだわりで自分が欲しいものを徹底的に作った」
人なんていくらでもいるだろう。スティーブ・ジョブズは、その感性が広く一般に必要とされるタイミングだったんだろうとと思う。他の時代に生まれていたらわからないし、他の人じゃダメだったろう。
もしくは理論ではなく感性でマーケティングできる人間もいるだろう。
そういう稀有な人じゃない、私のような一般人には本書のように具体的にたくさんの事例を使って説明してくれると大変助かる。実際に使えそうなものが多く、後で試してみようとたくさん付箋を入れてしまった。
- 作者: 勝間和代
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2008/04/04
- メディア: 単行本
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