現実が絵本になりました。−『ヘッテルとフエーテル』

最近こんな記事が流行りましたが↓

ペニーオークション情報は嘘だらけ。全部詐欺サイトと思ったほうが安全:
http://n-styles.com/main/archives/2010/10/01-065555.php


世の中、あの手この手でお金は狙われるものです。上記のようなシステムを見て、コリャ大損ジャマイカ!と思えるかどうかは知識と経験が必要。本書でうまい話から身を守る教養を身につけましょう。


内容は、なんだかやたら具体的で既視感のある物語ばかり。それは名前などは置き換えられているものの、現実にあったことが童話風に書かれているから。私自身がひっかかったものもありました。数百円の被害だったんで大したことはなかったのですがw


この本に込める著者の思いのたけは、著者ブログの「危険すぎた前書き」に書かれています。その本には収載されなかった前書きも本書に劣らず素晴らしい内容。ダタより怖いものはないと言いつつタダで読めるブログ記事でご紹介↓
http://d.hatena.ne.jp/hettachan/20091128/1259392105


めでたくなしめでたくなしで終わるような話ばかり。だからこそ。

ヘッテルとフエーテル 本当に残酷なマネー版グリム童話

ヘッテルとフエーテル 本当に残酷なマネー版グリム童話