継続力−『仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか』

この本、すごい釣りタイトルだ。(マジメにいい意味で。)
このタイトル付けた編集者(著者なのか?)も筋トレしているのだろうか。いい仕事だ。

まさに「メンタル・マッチョのススメ」。内容紹介についての素晴らしい書評2つ。
http://cyblog.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=696
http://it.nikkei.co.jp/digital/news/index.aspx?n=MMIT1h000024102008

本から広がりを持てる素晴らしい書評2つ。
http://blogcq.livedoor.biz/archives/50601186.html
http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2008/07/post_9c9f.html


自分は熱しやすく冷めやすいタイプだろうと思う。
というか、新奇性のある物事が大好物で、同じことを続けていられない。
ちょっとメタレベルを上げて「新しい物事を追う」というテーマにすれば続けているとも言えなくもないが。
だから本が好きなのだろうとも思う。本って一タイトルでひとまとまり。
次々と浮気できる素晴らしいメディアだ。
「読書」って一般的に禁欲的な響きを持っているような気がするが、あれはきっと間違いだ。
ガンガンと新しいものが自分の中に入ってくるインプットの快楽がある。


でも世間様の中で価値を発揮するには、アウトプットに必要な、「具体レベルの事を継続する中で得られるフィジカルな感性」こそ必要なのだろうと思う。

継続しなければ得られない「筋肉」は自分に健康と自信をくれる。
継続しなければ得られない「芸」は感動や尊敬を生む。
継続しなければ得られない「技術」や「仕事」は他人がお金を払って買ってくれる。




さて、自分は何を続けるのか。



山本ケイイチ『仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか』

仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか (幻冬舎新書)

仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか (幻冬舎新書)

目次:
第1章 筋肉はビジネススキル
第2章 目的は「続ける」こと
第3章 トレーニングの原理原則
第4章 トレーニングの常識・非常識
第5章 トレーニングがうまくいく人、いかない人
第6章 食事と睡眠の質を上げる
第7章 フィットネスクラブ、トレーナーはどう選ぶ?
第8章 できる人のトレーニン
第9章 筋トレで学ぶ成功法則

新書214ページ
幻冬舎
2008/5刊
ISBN9784344980860