読み捨てるべき良書‐『ドラマで泣いて、人生充実するのか、おまえ』

素晴らしい書評をひとつ。
http://www.ringolab.com/note/daiya/2008/04/post-744.html


表題の、『ドラマで泣いて、人生充実するのか、おまえ』という言葉、素直に感動しちゃダメなんです。

コレって、このままメタ構造になっていて、まさに

「この本読んで、やっとヤル気出すぐらいの物事が本当に大事なことなのか、おまえ」

と言っている。


書を捨て町へ出よう。著者はきっと生きている実感を持っている。そんな感覚を手に入れたい。
もうこの本のお世話にならなくてもいいような「行動」を起こさなければ、この本は「ドラマ」と同じ立ち位置に堕し、
自分が受けた感動を裏切ることになる。


摂取して、血肉にして欲しい一冊。

ドラマで泣いて、人生充実するのか、おまえ。

ドラマで泣いて、人生充実するのか、おまえ。