小さな世界の仕組み‐『銭』『絶望に効くクスリ』

かの堀江貴文氏も愛読している(?)らしい『銭』。↓
http://ameblo.jp/takapon-jp/day-20090405.html

あるモノゴトの値段を知るということは、ざっくり言っちゃうと仕組みを知るということ。
金額のつくモノゴトは、それぞれ仕組みという小さな世界を持っています。その小さな世界を紹介してくれるマンガです。

著者のインタビュー見つけました。
http://media.excite.co.jp/book/interview/200310/index.html

フィクション仕立てになっているせいか、実用マンガにありがちな説明臭さをあまり感じさせないすばらしいマンガです。残念な所があるとすれば7巻で終わっちゃう所。もっと他の業界も読みたかった。


また、『銭』が現象面なら、『絶望に効くクスリ』は精神面を紹介してくれるマンガ。
こちらは完全にノンフィクションのルポマンガ形式です。毎回一人の人を取り上げて取材した内容をマンガにしたもの。登場人物たちが自分の仕事・ライフワークに関わる想いなど、精神としての小さな世界を説明してくれます。


本やマンガが、他の世界を知るためのものならば、この二つは非常に効率的ですw
どちらも世界観をちょっとづつ広げてくれる良書です。ぜひ。


コミック 銭 1巻 (Beam comix)

コミック 銭 1巻 (Beam comix)

絶望に効くクスリ―ONE ON ONE (Vol.1) (YOUNG SUNDAY COMICS SPECIAL)

絶望に効くクスリ―ONE ON ONE (Vol.1) (YOUNG SUNDAY COMICS SPECIAL)