マンガの王道−『蒼天航路』

素晴らしい書評は以下↓
http://www1.odn.ne.jp/kamiya-ta/oukinta.html
http://www.rmake-labo.com/akasata/articles/show/144


読後の興奮に鼻息を荒げながら書評あさりをしてみると、意外と出てくる書評は時代考証的なクールなものが多い。確かに意義のある書評だとは思うけれども、それは本書の美点ではない。


本書の良さは絵・内容・どれをとってもド派手であることだ。マンガに正確な時代考証を求めている人は少ないだろう。多くの人が求めているのはエンターテイメントだ。セックスとバイオレンスと哲学と情と・・・どれをとっても演出として爆発している。

wikipediaによると
単行本の累計発行部数は1800万部を超える(2009年9月時点)。1998年度第22回講談社漫画賞一般部門を受賞。 その後、王欣太自身の完全監修により製作された『画伝蒼天航路』が造本装幀コンクールにて入賞。

との事。マンガの賞を取っているのは、まさにマンガというエンターテイメントの王道を行ったからこそと思います。


読後はなんだか体温が上がって、なにかやる気になったり、なんだかヤル気になったりする危険な本書、いかがでしょうか。

蒼天航路(1) (モーニング KC)

蒼天航路(1) (モーニング KC)


ところでアニメ化されているようですね。
http://www.ntv.co.jp/souten/

蒼天航路 VOL.1 [DVD]

蒼天航路 VOL.1 [DVD]

アニメも見たいですね。このマンガの美点はそのままアニメに活きると思います。
派手に暴れまわる呂布とか、見てぇ〜><

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