私はプレグナンツの法則とドーパミン型のマンガが好きらしい−『マンガ脳』
素晴らしい書評をひとつ↓
フタエノキワモノ - 書評 - マンガ脳:
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51068010.html
『マンガ脳』は脳の働きからマンガの作用を解説してくれる本。この本によると、『ガンツ』や『ホムンクルス』が好きな私は、「プレグナンツの法則」が刺激されるのを好むみたい(「法則―刺激」という言葉遣いは変ですがw)。
「プレグナンツの法則」とはなにかと言うと、
視野に与えられた図形が全体として、最も単純で最も規則的で安定した秩序ある形にまとまろうとする傾向
のことで、
たとえばあるひとが何か“おかしなもの”を見たとします。すると、おかしなものを脳内にすでにある知識や経験でわかるようにアレンジしてから、理解していく―多少おかしなものであっても、脳は整合性をとって自分が理解できるようにするのです。
というものらしい。小説ならカフカとかでしょうか。確かに意味わからんのに、やたら興奮して読んだ覚えがw
脳内ホルモン的説明によるマンガ分類が面白い。
テストステロン型→『バガボンド』
ドーパミン型→『サラリーマン金太郎』『PLUTO』
セロトニン型→『ぼく、オタリーマン』
ノルアドレナリン型→『岳』
などなど。
好きなマンガは何型だったでしょうか。私は『バガボンド』も好きですが、説明を聞くと面白いと思っている部分が違うので、どうやらドーパミン型が好きなようです。
あなたは何型でしょうか。
- 作者: 米山公啓
- 出版社/メーカー: アスペクト
- 発売日: 2008/06/23
- メディア: 単行本
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