「お金が貯まる人の生活習慣」は経済合理的なのか。

お金が貯まる人の生活習慣:
http://wol.nikkeibp.co.jp/article/special/20100716/107888/

を読んで、無駄に横槍を入れてみたくなった。


タマル子の生活が「お金ためる方法」として絶対的に正しいワケではない。機会費用を計算してみよう。ちなみにツカウ子と比較するが、差分の時間はすべて生産活動に振り分けることとして計算する。


・タマル子は睡眠時間が1時間短い。メシ作る時間に当てている。(1h)
・夕飯は作る時間が無視されているが、メニューからして30分くらいか?(0.5h)
・図書館に借りに行く時間が無視されているがだいたい移動30分、本選び1時間といったところか。(1.5h)
・ゆっくり半身浴の時間が無視されているが、シャワーが20分なら50分くらい?シャワー20分も浴びないと思うので、差を30分の差とする。(0.5h)
・時間とは関係ないが、熱帯夜にエアコンつけないで寝て睡眠の質を悪くするのもどうかと思う。除湿ぐらいにするとか適度が大事なんじゃ。(0h)


全部で3.5hの差が出ている。コレを1ヶ月にする。記事では単純に31倍にしているので、108.5hの差。コレで記事で指摘している差額の102,982を割ると、949円。手取り時給949円以下の人なら、上記記事のタマル子の生活は正しい。


逆に手取り時給949円以上の人ならタマル子の生活は、「お金ためる方法」としては間違い。もちろん、差分の時間を生産活動に当てた場合なので記事中のツカウ子が正しいワケじゃないけど。


遊びで計算してるだけなのであまり真に受けないように。ただ、こういう記事も真に受けすぎないように。
間に受けて忙しくなって、心を亡くすようじゃ本末転倒。自分が取り組みやすいポイントだけ使うなど、中庸が大事かと。


以前遊びで計算したもの↓
坊主頭の経済学:
http://d.hatena.ne.jp/kojitya/20100607/1275898470