家電量販店での交渉テク

家電量販店の記事が好評だったのでもう一発いきたいと思います。


交渉テクその①「出かける前に相場を確認」
価格.comで狙いの商品の相場を確認しましょう。別に家電量販店に限ったことではありませんが、落しどころが見えていないと交渉は難しいです。また、高値掴みを避けるだけでなく、無駄に店舗まわりして、丸一日かけて500円程度しか下がりませんでしたじゃ時間の方がもったいないので。家電量販店は本当に近隣店舗と価格競争がんばっている業界だと思います。回ってもたいして値段変わりませんでしたってのは以外と多い事態です。

価格.com
http://kakaku.com/


交渉テクその②「交渉する相手を選ぶ」
まず、家電量販店には主に「量販店社員」「メーカー派遣販売員」の2者がいます。
まずは交渉すべき相手は「メーカー派遣販売員」です。なぜかというと、彼らはメーカーから派遣されていることからもわかる通り、評価基準が「販売台数」です。「量販店社員」のように「利益(仕入れ値からの差額)」を求められてはいません。
つまり、店舗側が事前に出してきた「ここまで値引きしていいよライン」まではアッサリと下げる事が多いです。それ以上の値引きも「上司に聞いてきますね」と言って(お客に説明するのが面倒なので、店側の人間として振舞うことが多い)店側と代わりに交渉してくれる場合が多いです。限界以上の値引きは量販店社員の決裁が必要な場合がほとんどですが、結局予定ライン以下の他店価格持ってこないかぎりはそれ以下にはしません。しかもワザワザ時間と労力かけて他店価格持って行っても、端数切りとかになる場合もあって苦労に見合わないことがほとんど;;
「メーカー派遣販売員」は土日祝日に多いのです。そして、メーカーのジャケットや、「販売応援」と書かれた名札をぶら下げている人を見かけたら、その人が「メーカー派遣販売員」である可能性が高いです。店のハッピを着てたりする場合もあるのであくまで目安ですが。


交渉テクその③「販促品を狙え」
価格が満足いく値段まで下がったら最後は販促品を狙います。渋った態度で「う〜ん、販促品とかないですか?あれば決めます。」などと言えば何か出してくることがあります。本当にない場合もありますが。だいたい、その商品に関係するものが出てきます。プリンターには、替えのインクや印刷用紙とか、デジカメにはカメラケースとかミニ三脚とか結構豪華なものが出てくる場合も。


ちなみに商品説明を期待する場合はメーカー派遣販売員はちょっと微妙です。だいたい担当メーカーから偏った研修を受けてくるので、自社商品の利点ばかりしか知らない場合が多いです。眉に唾つけてから聞きましょう。