カルビーのクレーム対応について

この記事を読んで↓
ポテトチップスに異物が混入していたので「お客様相談室」に電話してみた:
http://rocketnews24.com/?p=31166

最近書いた『無趣味のすすめ』の紹介での「謝罪という行為は」を思い出した。↓
言葉という道具−『無趣味のすすめ』:
http://d.hatena.ne.jp/kojitya/20100423/1271975554


上記「ポテト〜」の記事のコメント欄に、色々とこの対応の問題点について指摘されているが、こういうのって普天間基地問題よろしく、トレードオフのない解決策なんてない。たしかにイタズラ心な薄くてしょっぱい人達が大挙してカルビー戦線をぶちあげてしまえばカルビー涙目だが、その点がわからなくてやってるわけじゃないだろう。


ちなみに脱線だけど、普天間基地問題のトレードオフっぷりについては以下読むとわかりやすいのでご紹介↓
普天間ってみんな解決策もってんの?:
http://d.hatena.ne.jp/bohemian_style/20100415/p1#c


ただ感じた事は、この件でのカルビーの対応は「一つの対応として徹底さを感じて清々しい」という事だ。
ビジネスというと乾いた響きがあるが、結局こういう正解のない身体性の出る部分こそ、「法人」という「人」が社会の中で生きていく時の武器となるのかもしれない。

カルビー フルグラ 800g

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