実体験です。本当にあった怖い話。

なんとなく思い出したのでメモ。


大学生の時、吹上トンネルというメジャーな心霊スポットにサークルの仲間と行ってきた際にあった実体験。


ちなみにココ↓


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その日はサークル仲間4,5人ぐらいで、肝試し行こうってことになって近場の吹き上げトンネルに行くことになった。

私が親の車を出せたので、私が運転する車1台で目的地の吹上トンネルに出発。夜1時頃に到着。路駐(ゴメンナサイ!)して、新吹上トンネルから少し登った所にある旧旧吹き上げトンネルまで足をのばした。

ずいぶん古いトンネルで、赤レンガの壁と天井の低さがやたら不気味。入り口の柵を越えて先へ進む。電気はなく懐中電灯で歩く。この時点ではなんともなし。結局反対側出口まで歩ききってしまった。何故か出口の柵にボロボロのブラジャーが引っかかっていて皆で爆笑。


しかし、このブラジャーはオチではない。


結局不思議な現象が起こることもなく帰宅することに。仲間全員をそれぞれ自宅まで送り、最後の仲間を送り届けた頃には、もう夜が明け始め、空がうっすらと明るくなってきていた。

眠い目をこすりながら、車であと30分ほどの距離を自宅に向かおうとエンジンをかけ、走り始めたその時、車の下から、「ドンドン」というなにやら車の底を下から叩くような音が。
まぁ気のせいだろうとそのまま出発。5分ほど走るとまた「ドンドン」。ずっと5分間隔ぐらいで「ドンドン」と音がする。

しばらく無視して走り続けていたが、さすがに不気味。車を止めてみると音がやむ。下を覗いてみたがなにもなかった。しかし、また走り始めると、また「ドンドンドン」と叩いてくる。さっきよりちょっと長い。もう仕方ないので無視し続けて家に帰ることにした。そうすると、家に近づくにつれてだんだんと音が強くなってくる。「ドンドンドンドン!」

家の駐車場に入れる瞬間、「ドン!!」と今までで一番大きい音。というか揺れまで感じた。
車を止めて、また下を覗くもやはり何もない。

結局その後はなにもなかった。音が怖かったってだけで、事故にあったわけでもないし、何か見たわけでもない。私に霊感がないだけか。いったいアレはなんだったんだろう。