最高に読みやすい聖書―『手塚治虫・旧約聖書物語』

素晴らしい書評は以下↓
http://tyui-kal.cocolog-nifty.com/hinatabokko/2006/06/post_755b.html
http://butapenn.com/blog/archives/2007/03/post-172.html


アダムとイブから始まる旧約聖書のお話が手塚治虫のマンガで描かれています。アニメのカットをマンガ化したフィルムコミックという形式なのが少々残念ですが、上記ブログ「BUTAPENN DIARY」の中の人が言うように、時間的にも労力的にも「旧約聖書を読むことは日本人にとっては至難のわざ」なので、見慣れた手塚治虫の絵で軽く触れておけるこのマンガは嬉しいです。


自分も旧約聖書は読んだことがありませんが、「アブラハ〜ムに〜は〜7人の子♪」のアブラハムや(ちなみにアブラハムはその子供の一人を殺そうとします)、モーセやらダビデやらソロモンやら聞いたことのある名前が次々に出てきて「あ〜なるほど」と思うことしばしば。聖書関係の記述が注釈なしで出てくる本などもあったような気がするので、そういった本が少し読みやすくなりそうです。電車内でも読みやすいので以下の文庫本バージョンがオススメ。


ちなみに目次が大事でメモしておきたいので上記ブログ「ひなたぼっこ」さんより転載失礼。

第1巻 天地創造
 1天地創造
 2カインとアベル
 3ノアの箱舟
 4バベルの塔
 5父アブラハム
 6ソドムとゴムラ
 7イサクとイシュマエル
 8アブラハム、イサクを捧げる


第2巻 十戒
 9ヨセフの夢占い
 10ヤコブ一族の再会
 11モーセの誕生
 12砂漠の火
 13モーセとファラオ
 14エジプト脱出
 15十戒
 16イスラエルの裏切り
 17約束の地


第3巻 イエスの誕生
 18エリコ
 19初めての王サウル
 20サウルの敗北
 21ダビデ
 22ソロモンの王国
 23バビロン捕囚
 24奴隷からの開放
 25砂漠の預言者たち
 26イエスの誕生