一(はじめ)という名前の効用について

友人から聞いた話、とある一(はじめ)さんという人がおり、その人が親に名前の由来を聞いた時の話の事。その理由というのが、「画数が少ないため受験の際に時間的に有利だから。」


正直驚いた。受験ぐらいしか望まれていないハジメさんの心中をお察ししたい所だが、なにぶん知らない人なので2秒で察することを諦める。親なんぞ70億(@2010年版「世界人口白書」p105)分の数人であることを考え強く生きていって欲しい次第である。


2010年版「世界人口白書」(pdf):
http://www.unfpa.or.jp/cmsdesigner/data/entry/publications/publications.00016.00000005.pdf


しかし、名付けた人の「気持ち」は推し量りかねるが、「理屈」は単純明快。実際どれだけ時間が節約されるのだろうか。自分と比べてみたい。私の名前は21画。書いてみた所約5秒かかった。ハジメさんは1画なので、1/21すると約0.23秒。なにぶん1画なので簡単のために0.2秒とする。一回名前を書くたびの差は4.8秒。


一日に何回名前を書くのかの設定が難しいが、平均して5回とすると、一日の差が24秒。年間で8,760秒。日本人の平均寿命(@国際連合 「World Population Prospects: The 2008 Revision」p40)が約83年とすると、727,080秒。

国際連合 World Population Prospects: The 2008 Revision(pdf):
http://www.un.org/esa/population/publications/wpp2008/wpp2008_text_tables.pdf


つまり83年の人生において約202時間。8日ちょっとも違う!・・・うん?微妙?